会員権ニュース 2004年4月
サンメンバーズCC 入会者特典について
2004/4/01
サンメンバーズCCでは平成16年4月1日以降の同クラブ新規入会者に対し、入会より1年間平日のみ毎回来場の折、同伴ビジター1名をメンバー料金にてプレーできるものとします。
2004/4/01
2004/4/01 2004/4/01 尚、鹿沼CC・鹿沼72CC・栃木ケ丘GCの3コースは平成16年4月1日〜同年5月31日迄名義書換を停止します。 2004/4/05 2004/4/08 2004/4/08 2004/4/12 2004/4/13 2004/4/13 2004/4/15 2004/4/16 2004/4/19 2004/4/20 2004/4/20 2004/4/21 2004/4/22 2004/4/22 2004/4/22 2004/4/22 2004/4/27 2004/4/27 2004/4/28 ＝以下続報＝ ※尚、同倶楽部によると名義書換は継続して行う由です。 2004/4/30
グランステージCC・菅平高原CC 名義書換料値下げ改定
グランステージCC・菅平高原CCの両クラブの名義書換料が平成16年4月1日より値下げ改定されます。
【グランステージCCの名義書換料】（1名につき）
正会員 改定前：50万円（税別） → 改定後： 25万円（税別）
平日会員 改定前：30万円（税別） → 改定後： 15万円（税別）
週日会員 改定前：25万円（税別） → 改定後：12.5万円（税別）
【菅平高原CCの名義書換料】（1名につき）
正会員 改定前：50万円（税別） → 改定後： 25万円（税別）
平日会員 改定前：25万円（税別） → 改定後：12.5万円（税別）
週日会員 改定前：20万円（税別） → 改定後： 10万円（税別）
特別週日会員 改定前：35万円（税別） → 改定後：17.5万円（税別）
＊特別週日会員…［月〜金］が利用可能な会員権（特典：グランステージCCのでのプレーが可能）
私市グループ5社 会社更生手続開始申立
松尾ゴルフ倶楽部（千葉県）によると、同倶楽部の経営会社である（株）東京私市他グループ5社は、平成16年3月30日に（株）整理回収機構から大阪地裁へ会社更生手続き開始を申立てられ、同日保全管理命令を受けました。
〈グループ5社〉 〈ゴルフ場名〉
（株）東京私市 松尾ゴルフ倶楽部（千葉県）
加賀カントリークラブ（石川県）
山陽国際ゴルフクラブ（山口県）
（株）私市 きさいちカントリークラブ（大阪府）
堺カントリークラブ（大阪府）
加茂カントリークラブ（京都府）
ラビーム白浜ゴルフ倶楽部（和歌山県）
協和土木（株） 協和ゴルフ倶楽部（京都府）
九州さきいち（株） 鹿児島国際ゴルフ倶楽部（鹿児島県）
（株）ファイブ・ケイ ゴルフ場は無し
鹿沼グループ4社 民事再生手続開始申請
（株）鹿沼カントリー倶楽部（栃木県鹿沼市藤江町１５４５−２、設立昭和４４年８月、資本金２０００万円、福島文雄社長）と関連会社３社は３月３１日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立て同日保全命令を受けた。負債は鹿沼カントリー倶楽部が約４７１億円、４社合計で１２１６億円。
鹿沼カントリー倶楽部はグループの中核企業。昭和４４年に買収したゴルフ場「鹿沼カントリー倶楽部」を経営、昭和３９年１０月の開業は栃木県下で４番目に古い歴史を持つ名門ゴルフ場として知られる。その後、バブル期にコース増設と共に安価な価格で会員を募り、ピーク時には来場者１７万人を数え、平成４年３月期には年商約３３億円をあげていた。
しかし、バブル期に会員権の乱売と金融機関からの資金を利用して、東南アジアでの総合リゾート事業への進出や絵画などにも巨額の資金を注ぎこんでいた。また、平成６年５月に廃刊した栃木新聞を傘下としたことで多額の保証債務を抱え、平成１２年３月期は年商２４億１０００万円を計上したものの約７１億円の赤字に転落した。
さらに、個人消費低迷を反映して本業のゴルフ場来場者が減少、１４年３月期は年商１９億３９００万円に減少した。そうした中、今年２月下旬に東京高等裁判所に於いて、預託金据置期間延長措置を無効として預託金の支払を命じる判決が言い渡されたこともあって自力再建は困難と判断、民事再生による再建を選択した。
鹿沼カントリー倶楽部及び同時に申し立てた関連会社２社の概要は次の通り。
（１）（株）鹿沼カントリー倶楽部
「鹿沼カントリークラブ」（栃木県鹿沼市藤江町１５４５−２、４５ホール）
負債総額約４７１億円（うち預託金約７８億円）、会員４万３，４００名。
（２）東北縦貫開発（株）
「鹿沼７２カントリークラブ」（栃木県鹿沼市楡木町１４７５、４５ホール）
負債総額約３１８億円（うち預託金約１０８億円）、会員２万１，７００名。
（３）（株）栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部
「栃木ヶ丘ゴルフクラブ」（栃木県栃木市細堀町３７６、１８ホール）
負債総額約２７２億円（うち預託金額約１５９億円）、会員１，１００名。
（４）（株）ケイ・ジー百八倶楽部（東京都千代田区内神田３−２−１１）
系列３ゴルフ場の共通会員権販売
負債総額約１５５億円（うち預託金額約１３０億円）、会員４，２００名
（平成16年3月31日 東京商工リサーチより）
パシフィックゴルフマネージメント オフィス移転について
パシフィックゴルフマネージメント株式会社（PGM）はこの度、業務拡張に伴い本部事務所を移転することになりました。詳細は下記のとおりです。
【本社移転先】
〒105-6233 東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー33Ｆ
TEL：03-5776-8800 （代表）
【東京セールスオフィス移転先】
〒108-0073 東京都港区三田3-4-10リーラヒジリザカ６Ｆ
＊会員サービス部連絡先について
･会員サービス部 TEL：03-6414-5851（代表） FAX：03-6414-5850
･プレミアゴルフ（株） TEL：03-6414-5856 FAX：03-6414-5850
･太平洋観光開発（株） TEL：03-6414-5858 FAX：03-6414-5850
･（株）地産 TEL：03-6414-5857 FAX：03-6414-5850
･エスティティ開発（株） TEL：03-6414-5859 FAX：03-6414-5850
【業務開始日】 平成16年4月5日 午前9時より
東一興産（株） 破産宣告
東一興産（株）（豊島区東池袋１−２５−６、設立平成１年４月、資本金５０００万円、安倍純社長）は、東京地裁に自己破産を申し立て３月３１日破産宣告を受けた。破産管財人は宮下正彦弁護士（港区六本木６−１０−１、電話０３−６４３８−５５１１）。負債は債権者４５名に対し約５３億７５００万円。
同社は平成１年に和歌山県日置川町でゴルフ場開発を目的に南紀ロイヤルリゾート開発（株）として設立された。４年にゴルフ場の事業開発許可（１８ホール、１００万平方メートル）を受け、９年春のオープンを目指していたが、開発プロジェクトのパートナーだった（株）大塩組（千代田区、平成８年１１月和議）の経営破綻により開発は頓挫。以降は実質的に休業状態となり、１１年には現所在地に移転、１５年１１月現商号に社名変更していた。債権届出期間は４月２８日まで、債権者集会は７月１５日午後２時３０分より。8
（平成16年4月8日 東京商工リサーチより）
鹿島CC 17日から営業再開
鹿島町の鹿島カントリー倶楽部を経営する鹿島総業（本社・東京都港区）の藤原国勝社長は７日会見し、３月１５日から自主停止していた営業を１７日から約５週間ぶりに再開すると発表した。ゴルフ場の地権者とのトラブルが解決しないためコースを一部縮小し、本来の２７ホールが１８ホール（パー７０）の変則プレーとなり、当分の間はキャディーなしという。１５、１６日は会員による視察プレーを行う。
藤原社長は「会員からかなり苦情があり、大変ご不便をかけた。関係地権者と交渉し、年明けにも本来の姿に戻すよう努力したい」と語った。
同ゴルフ場は３分の２が借地で５４人の地権者がいるが、土地の明け渡しを求めた訴訟で勝訴した１人の地権者が、今年３月に自分の土地の７カ所にロープを張り、プレーできなくなっていた。
同倶楽部は７６年にオープンし、会員２５００人。県内有数のコースと言われたが、業績悪化のため０１年に民事再生法の適用を受けている。
（平成16年4月8日 塚本弘毅/毎日新聞 より）
伊香保GC 会員課事務所移転
伊香保GCの会員課事務所が平成16年4月13日より下記のとおり移転します。
【移転先住所・電話番号】
〒371-0018 群馬県前橋市三俣町1-1-4 BSビル2‐A
TEL：027-233-9435 FAX：027-233-9411（TEL・FAX番号は変更なし）
【取扱コース】 伊香保ゴルフ倶楽部 岡崎城コース・清瀧城コース
胎内高原GC 名義書換料等改定
胎内高原GCの名義書換料等が改定されました。
【名義書換料】
〈平成16年4月1日〜平成19年3月31日〉 ※期間限定料金
正会員（個人･法人） 改定前：50万円（税別） → 改定後：5万円（税別）
〈平成19年4月1日以降〉
正会員（個人･法人） 改定前：5万円（税別） → 改定後：20万円（税別）
【年会費】（会計年度：4月〜3月）
正会員（新潟県内） 改定前：25,000円（税別） → 改定後：20,000円（税別）
正会員（新潟県外） 10,000円（税別） ＊据置
よみうりGC 平日会員募集
よみうりゴルフ倶楽部では、この度平日会員を募集することになりました。詳細は下記のとおりです。
【募集会員】 法人平日会員（記名式）
【募集人数】 30名
【募集金額】 1名 1,005万円（入会預託金…900万円・登録料105万円）
【募集期間】 平成16年4月より5月末日迄（尚、定員になり次第締め切ります）
【入会資格】
●入会法人の資格
・法人、又はこれに準ずるもの
・創立10年以上、資本金1千万円以上の法人、又はこれに準ずる会社
・その他、特に会社が定めるもの
●入会の承認
運営委員会において審議、承認する。又、審議において面接を行う
●入会の保証
入会に際しては、原則として在籍3年以上の会社法人1社の保証を必要とする
●入会の制限
・同一法人、同一企業グループ、同一業種、同一地域の入会を制限する場合がある
・外国法人会員及び外国人登録者を制限する場合がある
・下記事項に係わる者の入会を認めない
（イ）暴力団（常習的に暴力的不法行為を行う恐れのある組織集団）に所属、又は関係があると認められる者
（ロ）過去に破廉恥による前科のある者
（ハ）前項の犯罪により起訴され、現に裁判中の者
（ニ）他に、プレーヤーに迷惑を与えることが予想される者
※尚、入会審査により入会をお受けできない場合があります（理由の開示は差し控えさせて頂きます）のでご了承下さい。
塩山CC 名義書換開始
塩山CCでは平成16年4月15日より名義書換を開始します。詳細は下記のとおりです。
【名義書換料】（1名につき）
正会員 20万円（税別）
平日会員 10万円（税別） ＊月〜金利用可
【年会費】（会計年度：6月〜5月）
正会員 30,000円（税別）
平日会員 15,000円（税別）
＊年会費は継承不可（入会者は月割納入）
メイレイクヒルズCC 会員募集
メイレイクヒルズCCは平成16年3月1日より会員募集を開始しています。詳細は下記のとおりです。
【募集概要】
正会員 募集口数500口…募集金額735,000円（税込）
平日会員（土不可） 募集口数300口…募集金額315,000円（税込）
＊いずれも入会金のみ（保証金・預託金等はなし）
【名義書換料】（1名につき）
正会員 10万円（税別）
平日会員 5万円（税別）
※昨年より実施している株主会員（オーナーズメンバー）も引き続き募集中です。
川越グリーンクロス 代表取締役社長交代
川越グリーンクロスの経営会社社長が平成16年4月1日より交代したとの通知がありました。
【旧 代表取締役社長】 清水 巌 氏 → 【新 代表取締役社長】 レニハン ジョセフ エドワード 氏
相模野CC 名義書換料値下げキャンペーン期間延長
相模野CCでは、平成15年10月1日から平成16年4月末日迄の期間限定で名義書換料の値下げキャンペーンを実施していますが、好評につき平成16年5月1日以降も暫くの間キャンペーン期間を延長します。詳細は下記のとおりです。
【名義書換料】（1名につき）
正会員 名義書換料 20万円（税別）＋名変預託金 50万円
平日会員 名義書換料 20万円（税別）＋名変預託金 30万円
＊特別平日（水曜日）会員は名義書換料10万円（税別）のみで変更なし。
株式会社下総厚生事業団 破産宣告
（株）下総厚生事業団（資本金３億2000万円、文京区後楽1-2-2、代表戸澤茂氏）は、４月９日に東京地裁へ自己破産を申請し、４月14日に同地裁より破産宣告を受けた。
破産管財人は小林信明弁護士（千代田区麹町1-6-9、電話03-3238-8515）。債権届け出期間は５月14日までで、第1回債権者集会期日は９月 13日午前10時。
当社は、ゴルフ場の経営、ゴルフ会員権の売買を目的として、1983年（昭和58年）12月に設立。85年に東都開発観光グループが営業権を買収、93年３月から千葉県香取郡でゴルフ場の造成を開始し、同年４月から会員を募集していた。しかし、バブル経済崩壊の影響などから工事は遅れ、98年に｢スリーウッドカントリークラブ｣として９ホールで仮オープンした。
2000年から、残りの９ホールを完成させるべくゴルフ場経営大手の緑営グループの取締役が当社取締役に就任し援助を得ていたが、2003年８月に同グループが民事再生法を申請したこともあり、今年２月には役員が退任し、本店所在地も現所に移転、その後の動向が注目されていた。
負債は約150億円。
（平成16年4月19日 帝国データバンクより）
新水戸GC 理事長・代表取締役交代
新水戸GCの理事長・代表取締役が下記のとおり交代しています。
【理事長】 〈旧〉 水野 寅雄 → 〈新〉 岡崎 鶴男
【代表取締役】 〈旧〉 杉岡 義行 → 〈新〉 河内 喜夫
小川CC 名義書換料値下げ改定
小川CCの名義書換料が平成16年5月15日より値下げ改定されます。詳細は下記のとおりです。
【名義書換料】（1名につき）
正会員（個人･法人） 100万円（税別） → 70万円（税別）
平日会員（土可） 80万円（税別） → 40万円（税別）
週日会員（土不可） 35万円（税別） → 20万円（税別）
※尚、同クラブによると、平成16年3月27日より関越自動車道・嵐山小川インターが開通し、インターよりクラブまで5分、東武東上線小川駅よりクラブバスで5分と、大変交通至便なゴルフ場になりました。同時に同年4月末日より、27ホール電磁誘導乗用カート設置工事に着手、9月完成予定の由です。
白帆CC 名義書換料値下げ改定
白帆CCの名義書換料が下記のとおり値下げ改定されました。
【名義書換料】（1名につき）
正会員 50万円（税別） → 30万円（税別）
平日会員 50万円（税別） → 30万円（税別）
スポーツ振興 会社更生手続終結
スポーツ振興（株）の「会社更生手続終結」について、同社より通知がありましたので下記に要約致します。
『弊社は、昨年11月30日の更生計画認可決定を受け、更生計画に基づき会員様の会員権の権利の変更を行うと同時に、担保権者、一般債権者および本年1月末までに会員契約が終了した会員の皆様に対し、さる3月22日までに弁済を完了致しました。これをもちまして、更生計画に基づく大方の手続が終了したことになり、大阪地方裁判所にその旨報告を行ったところ、スポーツ振興株式会社の会社更生手続については平成16年4月20日をもって「終結」とする決定が下されました。
平成14年2月4日の会社更生手続の申立て以来、皆様方には多大のご心配、ご迷惑をお掛けいたしましたが、会員皆様のご支援、ご鞭撻、金融機関その他の債権者各位、取引先各位のご協力のお蔭をもちまして、会社更生法申立て以来約２年２ヶ月、更生手続が開始された時点からは１年10ヶ月余と、これだけ大規模な会社更生手続としては異例の速さで「終結」を迎えることが出来ました。ここに謹んでご報告申し上げるとともに、衷心より感謝致し御礼申し上げます。
平成16年4月20日 スポーツ振興株式会社 管財人 田原 睦夫 代表取締役 竹生 道巨』
ザ･ミレニアムGC 会社更生法申立、保全命令受ける
ティーアンドピープロモーション（株）（資本金1000万円、栃木県塩谷郡喜連川町鹿子畑字高山 1408-2、代表青山大志氏、従業員19人）は、４月22日に債権者の（株）整理回収機構（ＲＣＣ）より東京地裁へ会社更生法を申し立てられ、同日同地裁より保全管理命令を受けた。
申請代理人は鈴木秀一弁護士（東京都中央区日本橋茅場町1-11-8、電話03-3666-3838）。保全管理人は加々美博久弁護士（東京都港区虎ノ門 3-8-21、電話03-3437-2211）。
同社は、1995年（平成７年）６月設立の、ゴルフ場「ザ･ミレニアムゴルフクラブ」の運営会社。同ゴルフ場は、91年11月に「王門倶楽部オオルリコース」としてオープンしたが、当時の経営会社の（株）王門倶楽部が競合激化や親会社の経営破綻からゴルフ場の運営を断念、同社に債権を有していた当社の親会社が2000年３月に取得し、クラブハウスの修繕やコースのメンテナンス後の2000年11月に「ザ･ミレニアムゴルフクラブ」として再オープンしていた。
18ホール、パー72、6743ヤードの広大でフラットな土地に広がる丘陵コースで、東北自動車道矢板インターから約20分の距離にあり、近未来的で大規模なクラブハウスでは天然温泉や露天風呂も設置し、2003年12月期は年収入高約２億2300万円をあげていた。
しかし、競合激化などからプレー収入は横ばい状態で、再オープン以来赤字経営が続き、大幅な債務超過に陥っていた。借入金の圧縮が進まないなか、メーンバンクの信組関西興銀が破綻するなど、経営継続が困難な状況に陥り、今年２月には本店を兵庫県神戸市から現在地へ移転し、ＲＣＣが債権者主導で管理型手続きを進めるべく会社更生法を申し立てた。
負債は2003年12月期末で金融債務約72億円を含む約78億4800万円。
なお、ＲＣＣは、スポンサー候補者の事前選定を行っており、スポンサー候補からのＤＩＰファイナンス供与の承諾等、更生手続きを早期・円滑に進行させるための、プレパッケージ型としている。
(平成16年4月22日 帝国データバンクより）
ユーアイGC 代表取締役社長交代
ユーアイGCの代表取締役社長が交代しました。
【旧 代表取締役社長】 井上 勝実 氏 → 【新 代表取締役社長】 井上 博司 氏
赤倉GC 民事再生手続開始申請
赤倉観光開発（株）（中央区銀座３−７−１、スキー場・ホテル：新潟県中頸城郡妙高高原町大字田切字西原２１６、設立昭和３５年８月、資本金４０００万円、長谷川二朗社長、従業員８名）と系列の（株）赤倉観光ホテル（同所、設立昭和１１年１月、資本金５４００万円、同代表、従業員３２名）の両社は４月２２日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は松嶋英機弁護士（港区赤坂１−１２−３２、電話０３−５５６２−８５００）。負債は赤倉観光開発が約１８３億円（うちゴルフ会員使用予約金債務が約１３億円）、赤倉観光ホテルが約１７億円。
赤倉観光開発（株）は新潟県の妙高高原町でスキー場やゴルフ場を運営、また同町に所在する老舗ホテル「赤倉観光ホテル」の運営は（株）赤倉観光ホテルが行っていた。両社はいずれも旧大倉財閥グループの資産管理会社大倉事業（株）（同所）の子会社で、大倉事業からの多額の資金支援により営業してきた。
赤倉観光開発は上信越高原国立公園妙高高原内において日本で最初に国際スキー場の指定を受けた「赤倉観光ホテルスキー場」を、夏場は「赤倉ゴルフコース」（１８ホール）やテニス場などの運営管理を手掛け、平成１６年４月期は年商約５億円をあげていた。
赤倉観光ホテルは昭和１１年１月に設立され戦前からの名門リゾートホテル。最近では年商約３億５０００万円をあげていた。
しかし、バブル崩壊以降、レジャー産業が衰退、ゴルフ場・スキー場の設備投資や環境保全のための借入が増大したが、これらの借入は親会社の大倉事業からのものだった。そうした中、大倉事業グループは、総合商社である大倉商事（株）（中央区）が平成１０年８月自己破産したのをきっかけに、平成１４年５月（株）川奈ホテル（中央区）が民事再生を申し立てるなどグループ内の整理清算を進めてきた。このため、両社は大倉事業の資金援助が受けられなくなり整理の方向を模索していた。
今回の申立は、同ホテルの顧客だった米国カリフォルニア州在住で全米で食品総合小売業を営み、寿司文化を全米に広めたことでも知られる石井龍二氏が再生協力の内諾をしてもらえたからの措置。この事業再生に当たって今年２月にＲ・Ｉコーポレーション（株）（渋谷区神宮前、資本金１０００万円）を新設しており、同社に事業譲渡した上で再生するという準備も進めている。
なお、この時期での申立は、これら再建スキームに沿ったもので、冬場のスキーシーズンが終了してのタイミングであり、今回の再生によって大倉事業グループも大きな保有施設の整理はほぼ終了したとも言われる。
（平成16年4月23日 帝国データバンクより）
裾野CC 民事再生手続開始申請
裾野カンツリー倶楽部によると、同倶楽部経営会社である（株）裾野カンツリー倶楽部は、平成16年 4月23日に静岡地裁沼津支部へ民事再生手続き開始を申請しました。
詳細は後日、分かり次第お知らせ致します。
（株）裾野カンツリ−倶楽部（資本金5000万円、静岡県裾野市今里権九郎1060、代表大池文雄氏、従業員48人）は、４月23日に静岡地裁沼津支部へ民事再生法を申請した。
申請代理人は小杉雄次弁護士（静岡県沼津市新宿町10-1、電話055-927-0525）。
当社は1973年（昭和48年）８月にゴルフ場経営を目的に設立された。80年６月に賀茂観光開発（株）から現商号に商号変更し、83年８月には大手商社の傘下に入り、ゴルフコースの本格工事を開始、85年10月に「裾野カンツリ−倶楽部」（18Ｈ）をオープンし、年収入高11億円強を計上していた。
しかし、近年は不況の長期化による入場者の減少、プレー料金の値下げを強いられたことで、年収入高は９億円以下にとどまっていた。こうした中、2003年 12月には主力銀行からの借入金がＲＣＣ（整理回収機構）に移管され、さらには預託金償還問題で一部会員の同意を得られず窮状が表面化、今回の措置となった。
負債は約156億円。
（平成16年4月27日 帝国データバンクより）霞台CC 代表取締役交代
霞台CCの代表取締役が交代しました。
【旧 代表取締役】 井上 真帆子 氏 → 【新 代表取締役】 小杉 健二 氏
